今日の英語は、「文句を言う、不満を言う」
まず、「文句を言う、不満を言う」を英語で言いたい時、日本人がよく間違うのは、「クレーム」という単語。
日本語で、「クレームを言う」と主に「苦情」という意味で使われているので英語でも「claim」と言う英単語を使ってしまいがち。
でも、英語の「claim」には「苦情」という意味はありません。
英語の「claim」は動詞で「要求する、主張する」という意味です。
日本語の「クレーム」って和製英語です。
ちなみに、旅行好きの方ならご存知の空港での預けた手荷物の受け取り場所は、「baggage claim」ですよね。
どうして手荷物受け取るところに「claim」の単語があるのかと言えば、これは、荷物を引き取り、それが自分の荷物であると「主張する」場所だからなのです。
「文句を言う、不満を言う」が英語で「claim」でないのであれば何でしょう?
「文句を言う、不満を言う」は英語で何?:1単語で言えば「complain」
★今日の英単語は「complain」(コンプレイン)
☆発音・・英語の「c」の音と「k」の音って言うのは、ほとんど同じ。
日本語では、「コ」と「カ」はハッキリ違うけど。
だから、英語の「コ」は、聞く方にとって「カ」みたいにも聞こえる。
英語の「c」も「k」も、日本語より喉の奥から声を出してみましょう。
そうすれば、カタカナ英語がずっと英語っぽく聞こえますよ!
「complain」は動詞で「クレームをつける。」
英単語は「complain」は動詞で「クレームをつける。」です。
◎「We complained about the hotel service.」
「私たちホテルのサービスにクレームをつけました。」
◎「I made a complaint about the service at the department store.
「百貨店で、そのサービスに対してクレームを言いました。」
動詞「complain」の名詞は「complaint」で「クレーム、苦情」です。
「made a complaint」で、「クレームを言う、苦情を言う」です。
「complain」は動詞で「不平を言う」「不満を言う」「ぐちをこぼす」
◎「She is always complaining.」
「彼女は、いつもぐちをこぼしてばかりです。」
◎「He complained about his work.」
「彼は仕事の不満を言いました。」
文句ばかり言っている人にはこう言いましょう!
◎「Don't complain.」「文句を言うな。」
●「complain」を使ったよく使われる日常会話文から
A子さん「How are you? 」(どう 元気?)
B子さん「Can't complain!」(まあまあよ!)
*「Can't complain.」は、主語の「I」が省略されています。
「I can't complain.」の事。
直訳すると「文句は言えない」です。
「不満はないわ。そんなに悪くないわ!」→「まあまあだわ!」と言うようなニュアンスです。
「最近 仕事どう?」「これおいしい?」「この映画どうだった?」
いろいろな会話で「Can't complain.」(まあまあよ!)はよく使われます。
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「文句を言う、不満を言う」は英語で何?:熟語で言えば「find fault with」
★今日の熟語は、「find fault with」
「文句を言う、不満を言う」を熟語で言えば、「find fault with」です。
どうして、この熟語が「文句を言う」になるのかな?と思ったら、直訳してイメージをつかんでみると覚えやすい!
「fault」は、人の欠点、短所、失敗、落ち度と言う意味です。
「find fault with」は、〜の欠点を見つけるです。
例えば、◎「She is always finding fault with her husband.」
この英語を直訳すると、「彼女は、いつも彼の夫の欠点ばかり見つけています。」
つまり、「彼女はいつも夫に文句を言っています。」です。
◎ 「He is always finding fault with the work of his staff.」
「彼はいつもスタッフの仕事の文句ばかり言っています。」
まあ、いつも文句や不満ばかり言っている人にはなりたくないですね!
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