アメリカの小学生なら誰でも言える英語だけど・・・。
時間があったら、本屋さんをのぞきます。
いろいろなコーナで、いろいろな本を見ますが、必ず立ち寄るのは語学のコーナー。
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そんな本屋さんの語学のコーナーで、最近よく目にするのが、「アメリカの小学校教科書で学ぶ○○○」と言う本。
これで英語力がつくかどうか?は正直よく分からない。
私も「アメリカの小学校教科書で学ぶ歴史」の本を買ったけれど、本棚に眠ったまま。
この英語の教科書に、やさしい綺麗な小学校の先生の実物が付録で付いていて、自分で音読練習する横で、発音を直してくれたり、意味を説明してくれたり、といろいろ本当の小学校のように教えてくれたら間違いなく英語力はつくでしょうが・・。
一人で読むのは、つい後でと思ってそのままになってしまいます。
でも、こう言う本が売れる理由はよく分かる。
なぜなら、アメリカの小学生なら誰でも言える英語でも日本人には言えない単語がいっぱいあるからでしょう。
アメリカの小学生なら誰でも言える英語でも日本人には言えない単語の中で、まずは掛け算。
「3×5=15」の「掛ける」って英語で何て言うの?
■「3×5=15」って英語で言えますか?
「Three 何とか・・・five何とか・・・ fifteen??」
意外と言えない人が多い。
「multiply」
「掛ける」と言う時に使う英単語は「multiply」
「multiply」(マルティプライ)は、動詞で「掛ける」と言う意味です。
☆発音は、まず「m」の音。「唇をしっかり閉じましょう!」アクセントは「マ」に。
どうしてアメリカの小学生なら誰でも言えるこの「multiply」を日本人にあまり馴染みがないのかな?と思ってWeblio辞書を引いて見たら、この単語は高校3年以上、英検2級以上の単語と、学習レベルが書いてありました。
「掛ける」は、アメリカでは小学生の単語なのに、日本では高校3年生の単語なんですね。
だから、多くの日本人、「3×5=15」の英語が、パッと口から出てこないのです。
動詞の「掛ける」は「multiply」ですが、「掛け算」の英語は名詞で「multiplication」です。
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「3×5=15」の「掛ける」って英語で何て言うの?
「3×5=15」(3かける5は、15)
2つの言い方があります。
「3×5=15」の「掛ける」って英語
(A)「Three multiplied by five equals fifteen.」
(B)「Three times five is fifteen」
「equal」は「=」の事。
それぞれ「equal」でも「is」でもどちらでもいい。
「equal」を使う時は、sをつけてequalsにする事!
(A)「Three multiplied by five is fifteen.」
(B)「Three times five equals fifteen」
スピーキングの時は、後者の方の(B)の例文のように「times」は簡単なので、こっちだけで覚えてもいい。
でも英文を読んだり、聞いたりする時のために前者の(A)も覚えたほうがベター!
「multiply」は、「by」と一緒に使います。
◎「6 multiplied by 5 equals 30」
◎「6 multiplied by 5 is 30」
★今日の英単語は、この「掛ける」です。
★今日の英単語「multiply」は、動詞で「掛ける」と言う意味。
今日の英単語「multiply」を覚えるにはどうしたらいいか?
それは、簡単!
小学校の時のように九九を英語で言ってみたらいい!
((注意)アメリカでは日本のような九九はない。Multiplication Chartと言って12の数字も使います。)
さあ、九九を英語で!リピート!アフターミー!
「2 multiplied by 2 is 4」
「2 multiplied by 3 is 6」
「2 multiplied by 4 is 8」
(省略)
「2 multiplied by 9 is 18」
ああ、しんど!
掛け算の答えは?英語で何て言う?
ついでに、掛け算の答えは、英語で何て言うのでしょうか?
例えば、「3×5=?」と聞かれたら、
「The product is 15.」です。
「product」って名詞で「製品、産物」ですが、掛け算の積と言う意味もあるのです。
そう言えば、エクセルの関数で、複数のセルを掛け合わせる時にもPRODUCT(プロダクト)関数を利用しますね。
「The product is 15.」の英語も、アメリカの小学生なら誰でも知っている英語だけど、日本人には、馴染みのない英語ですね。
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